好奇心


近所で草木染をしているのをすこしひやかす。
麻の素材で暖簾を造り、国文祭の時に商店街の軒先にかけるらしい。
染まった生地は美しく、複雑な種類の茶色で、それらは言葉で何色になるとは言い切れず、柏で染まった色、ぬるでで染まった色としか言えない。

染めの指導をされている前野さんは油絵具にも興味があるようで、とても熱心に技法等を聴いてくる。
神山の方々は好奇心が強く、寄井座にも日に少なくとも5人以上の方々が覘きに来る。
寄井座自体が古さと物語の多さでTV等にも流れたようで、それらを観に来るのと同時に、僕の絵について何かしらアクションを起こして行く。

入れ替わりに初対面のおじちゃんおばちゃんが、寄井座の物語をして、途中の絵を観て帰る。
多分、今回僕はこういうことをしに来たんだと思う。
面白い経験だ。