まだ明るい夕方。
山の上には雲がかかり易いので、灰色に水色を足した様な色の雲が山の色と同化している。
微かに積雪の白さが山の陵線を示しているけれど、量感が無くなってしまった様な感じが綺麗。
さらに時間が経ち、空が藍色にピンクを混ぜた様な色になると、彩度の落ちた山にかかる雲と空とのキワが山の陵線の様に見える。
さっきまで見えていた山よりも数回り大きな山の陰をそこに感じて、同時に自分が立っていた地面がズリッと山側に滑り込んだ感じがして違和感を覚える。
あんな大きな山にさえ、自分との距離感や位置関係を感じて生活している事を感じる。
