ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アート。
「誤解と素材」内海聖史(画家)x中村ケンゴ(美術家)x松山賢
松山賢個展会場にて、松山さんと中村ケンゴさんとトーク。
トーク前に松山賢さんの作品のキーワードとか展開とか質問とかを抜き出す作業をしてみたのだが、松山さんはかなり面倒な作家だ。
まず、キーワードになるモノが多い上に、そのキーワードがグラデーションするように変遷していっている。
シリーズ毎にパキパキと変わっているのではなくて、それらが交差しているので、何かを取り出そうとすると常に言葉足らずになってしまう。
また、対極にあるキーワードを混合させているので、これも部分を取り出しにくくしている。
中村ケンゴさんもそんなふうにキーワードが絡まっている作家だ。
こういう作家をテキスト化するのは重要だと思う。
両人とも解体してゆくだけで情報量が増えてゆくのでお得です。
ただ、松山さんの作品画像をプリントアウトした束を電車やカフェで開くのは勇気が要ります。
僕と松山さん、中村さんは切り方によってグループが変わるので、面白いかなと思った。(例えば、世代やキャラクターでは松山+中村vs内海、画面の具体性では松山vs中村+内海)
トーク中は中村さんが左右にパスをまわしてくださったし、個展のトークでもあるので最後のパスはやはり松山さんにまわす事が約束されているので、とても話やすかったと思う。
美術には色々な側面があるので、壮大なテーマや固いテーマのトークももちろん大切だけれど、その世界のピースとなる個人の作品をいじってゆく明るいトークも必要なのだと参加しながら感じた。
話をしてみて、松山さんはかなりの「造りたがり」であることが分かった。
「素材と誤解」というテーマだが、松山さんの作品を見て感じる直感的な誤解はトークを聞く事で緩和されると思う。
大変勉強になりました。
また、ご高覧いただいた皆様ありがとうございました。
トークのもようはギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アートのustreamで録画されています。
興味がございましたらご高覧ください。
ヘッドホンで聞くと言葉が拾えるかと思います。
http://www.ustream.tv/recorded/10671070
助田さん、ショウのスタッフの皆さんお疲れさまでした。

トークを聞きにきて頂いた三瀬夏之介さんに初めてお会いした。
三瀬さんは何人かいるのではないかと思う程フットワークが軽い。
そしてパッと見でかい。
今まで初見ででかいと思った作家は、ojunさん、大西伸明さん、原高史さん、三瀬夏之介さん。
特に共通点無し。
