宿代だァ。とっときな。


絵で生きるにどんなイメージを持っているだろうか?
僕は職人みたいなイメージを持っている。
なんにしても良い作品をきちんと考えきちんと勉強して造り、完成させたら納品して、それで生活する。
でも、そんなことはナカナカ難しくて、本当にそんなことが続いたらすごい事だね。
昨今日本の職人が途絶えつつあるのは、技術の修得が難しいからでも、厳しい世界だからでも、若い世代がゆとり教育だからでもなく、市場が無いからだよ。多少ワリの悪い仕事だろうと、その仕事にプライドや尊敬を持てるのであれば続けられるけれど、単純に食べられなかったら無理だしね。
お金なんか関係ないからこそ、経済の部分が竹を割ったようにきちんとされる事が重要で、落語の若旦那が金に頓着しないのは金銭部分が明瞭だからであり(親のだけどね)、落語の文無し名工が宿代代わりに彫刻を彫るのはそれが換金される市場が絶対的に存在するからだ。

それでも作家は描き続けるのだけれど。

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制作。