恐怖感が時に制作を押し上げ、時に制作を妨げる。

例えば物語りによってそのキャラクターや存在の世界が造り出されてゆくものと、イラストのような断片的な素材で世界館が造り出されてゆくものとがある。
それらはお互い世界の形が違うと思うし、それぞれ受け入れ難い場面も多くある。
例えば「キティちゃん」なんかはキャラ展開がグッズやイラストなので、アニメや劇なんかではその世界の擦り合わせが難しかったり、違和感があったりする。
昔、「ウォーリーを探せ」のアニメがあったけれど、あれは完全に本を開いた形のビジュアルで出来上がっている世界なので物語になったことでかなり悪質のつまらなさだった。
国芳の歌舞伎絵みたいな見栄を張ったような武者絵なんかも、もちろん背景に物語はあるのだけれど、そこから切り離してビジュアルのみで存在させる事でキャラクターの強度を現在まで伝えられているような気がする。
現在の物語的といわれる絵画も、実際に物語として翻訳してしまうと異常にチープになるものも少なくないだろうなぁ。
加筆作業、布張り作業進行。
