資生堂ギャラリーについて。
資生堂ギャラリーはかなりホワイトな為にシンプルに見えるが、実は複雑な空間だ。
見取り図等を観て欲しいが、天井高6mと、大まかに分けると大室、小室、階段、テラス、エレベーター前となる。
テラスは小室と強い関連性がある。
通路の意味合いが強いが壁面に展示の要素。
大室と小室は空間の角が重なり打ち消し合っている。
さらにその角を含む一体は通路としての機能を合わせ持っている。
書き出すと解るが、各々の空間が持つ役割や規制が多い。
その様な物を一切排除する(シンプルにする)為に、資生堂の空間を大きな四角の箱だと想定した。
大きな箱とすれば、中の構造物が後天的に置かれた様になり、一気に広い空間となる。(約14m×14m位の空間になったと思う。)
こうすればエレベーターのある場所も事務所がある場所も空間の壁ではなく置かれた物である。
その前提で正面壁と対峙する階段側の壁の2壁を使用する展示にした。
正面壁には可視出来る壁の横幅一杯の922cm。高さは照明を感じない高さで450cmを上限とし、作品は床から40cmの高さに上げるので作品高は410cmとなる。
階段側は5×5cmの作品を縦31cm横30cm間隔で配置。
作品の置かれた壁が分断されず、面として見えることを意識する。
結果700超の作品を展示する。
