お名前


美術教育について考える機会があった。
「美術について考えた歴史が個人に無い」ということが致命的なんだと思う。
考えるには考えるに相応の知識が必要で、その知識の源泉として、「見ること等の経験」、「描く事の経験」、そして「知識としての名詞」等が無いと考えることすら出来ない。
世界的な芸術家の名前が10人も覚えられない教育って致命的なのだろう。

名詞は名詞として宙ぶらりんにあるわけでは無く、その名詞に付随するビジュアルなり概念なりが付随しないと使用できない。
ピカソなりゴッホなり、その文字だけが浮いているというよりは、その名前に相当する歴史や筆跡等の知識が折り込んでのピカソ、ゴッホなのだ。

知識を持って美術館に行けば、きっと海外でも国内でも楽しいと思う。
美術は人類共通の知識という側面を持つ。

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