僕の目人の目


作品を完成させるために、画面に残っていた「良さ」も削ってゆくことになる。
しかし、削らないと「良いけれど不完全な作品」になる。
「良い」のであればそれで良いではないかと思うかもしれないが、「自分が見て良い」と思うようにその作品は空間の中で成立していない。
誰かに、今とてもはまっているという食べ物や音楽などを聞かされた時に、なぜそんなにはまっているのか分からない事はよくある。
それはその「良さ」が成立する条件が双方同じではないからだ。
自分が良いと思う箇所がある。
しかし、客観的にみて、その良い場所に眼が行き着く可能性は無いに等しい。
もしかしたら明日の自分もその良さを共有出来ないかもしれない。
だから、それをより確実に留めるよう加筆する。
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