今まで飛躍と言っていたけれど、「遠くに出会う」とかのが近いかも。
僕からも誰からも遠くに出会う。

了見がわからず、形だけ真似ても面白くない。
伝統の上に現代を乗せ、その現代もやがて伝統の一部になれるようでなければならない。
場違い、ドサ、風が違う。
ー 立川談志の本から抜粋
風が違うってすごい表現だ。
とても分りやすく、辛辣で的を射ている。
昔朝青龍に舞の海がインタビューをした際に「顔じゃない」と言われた事がニュースになった事がある。
顔じゃないというのも、実力や地位が伴わない。口を出すなという意味。
逆に言うと、実力が伴えば風になり顔になる。(この朝青龍の事は異例で、相撲界は体育会系の年功序列が強く、年配がその場の顔になる。)
しかし、芸の道では年の序列もあると同時に、その時に「受けている」という、その時の風を掴んでいるという事が一つの目安になるのだと思う。
例え年上で昔の人気芸人でも、風でなくなってしまっていたら、そこでは評価され難いのだろう。
表現はいつか衰える。
風ではなくなる。
