08みそか


一日絵を描けた。
絵の具の乾きが悪いけど、油絵の具はそういう物。
焦る僕が悪いのだと思います。
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毎年年末になると年内の展覧会について総括を書く方が多いです。
僕の参加した展覧会を挙げて頂いたものを添付いたします。

弐代目・青い日記帳
ex-chamber museum
徒然と(美術と本と映画好き…)
柏をたのしむ
あるYoginiの日常

他に書いた方がいたらお知らせ下さい。
自分の作品があった空間が誰かの記憶にいまだ留まっているってすごいですね。
観たもの聞いたもの、読んだものって、それらが自分の前から離れた瞬間からどんどん忘れてゆく感じがします。
解像度が急速に落ちてゆく。
それらは「印象」とでも言えそうなボヤけた塊や、解像度を落としたヒント映像のような、ディスクトップのショートカットのような存在として頭に蓄積され、それらもいつの日か消えてゆきます。
カウントダウンTV等で流れる過去の歌トップ10なども、必ずしも1位から覚えているわけではなく、ポンポンと飛び飛びに記憶されているように、各々独自の世界観が出来てゆくのだと思います。
僕の名前は忘れてよいから、作品の印象だけ誰かの感覚に留まり続けてくれたら、それはものすごい事だと思います。

僕にとっては、今まで展示した場所には自分の作品の記憶が留まっていて、例えば現代美術館の1F奥の部屋には2004年の僕の作品の印象が留まっています。
「美術を思い出す記憶」には何の悪意も無い感じがして清々しいです。

ex-chamber museumさんの文章で初めて今年は9点の作品を展示している事に気付きました。
僕はほとんど1つの作品(群)で空間を作るので、個展9回分です。
作品が何度も空間に出会えるのは大変素晴らしいことでもあり、大変難しいことでもあります。
感謝の1年です。