美しい物が美しくある理由には沢山の要因があるのだと思う。
旭山動物園には行動展示という展示方がなされ、その動物毎にそれらが住む環境に似た状況で生活する様を観ることが出来る。
また、栗山潔のクリビジョンという特殊なカメラは小さな虫がとても大きく撮影できる事と同時に撮影された小さな虫の周りの生態環境まで克明に記録されていることがとても重要な要素だと考えられる。
絶滅が危惧されている動物の保護が上手くゆかない原因の一つはその動物が生きるに足る状況ごとまとめて保管出来ないことがあげられる。(逆に害になる動物に悩まされる地域は、1匹づつ駆除するよりもその動物が生きるに足る環境を山に確保する必要があるのだが、現実的にそれはとても難しい)
その物があるために必要な要素を(もしかしたら必要か分からないけれど影響が考えられる要素まで)含めて、トータルで理解する、もしくは提示する事が美術にも必要になると思う。

