作品の納期等を聞かれた時、グワーンとよく解らなくなる所がある。
「絵画」と「基底材に絵の具を載せた物」との違いだ。
「絵」は「基底材に絵の具を載せた物」だが、「基底材に絵の具を載せた物」は「絵」なのだろうか?

基底材にニュルッと絵の具を載せた物は絵か?
基底材に僕が完成だと思う絵と同量の絵の具を載せた物は絵か?
僕が完成だと思う絵は絵か?
誰かが絵だと思えば絵か?
僕が絵だと思えば絵か?

「絵の具を美しい関係性に配する」という僕の描き方から言えば「絵の具を載せた物」は絵とも言えるのだが。。
配するという所に鍵があるのかな~。。

絵画にしている。絵画になる。
絵画にする様な(向かう様な?)作業がどこかにあるのだろうか。
良く分からないのだが、「三千世界」を制作した時に、制作終了間際、立て続けに数百の作品
を「絵画にする」とも言える作業があったと思う。
正しい言葉を付けられないが、治まる?為る?成る?立つ?みたいな感覚。
固まるという感じではなくて、大丈夫(何が?)みたいな感覚。

上手く書く事はもう無理だ。

この「絵画(?)」に落とす時に、「あと一手間」と思って描くと意外と落ちない。
「もう一回?」と思ってまた描くとまた落ちない。
これが幾度と無く訪れて、「心は焦るけどこれは絵じゃない。」みたいな感覚に陥り続ける数日間があった。
あれは何だ?
何だ?って聞かれても困りますよね。
この文章も何だ?