絵画で空間を作成する際の問題点として、広さがある。
絵画は基本的には壁に沿ってある表現で、かつ、正面に空間があるという構造をしている。
よって、その物体の周りに空間を作るという彫刻的な空間の出来方ではなく、その空間を囲むような表現が向いていると考えられる。
そうはいってもそれも程度問題で、内包される空間が広くなればなるほどその空間としての効力が薄れてしまう。
指輪やフラフープが作る中の空間は丸いと感じるが、例えば公園等を囲っている柵が丸かったとしても認識できないような感覚で、人が作品の前に立っているという感覚が広くなる、離れることでとても薄れてしまう。
「今立っている場所は、25向こうの壁の作品の正面です。」となっても、「それは気がつきませんでした・・」となると思う。
あと、それだけ作るのはメチャクチャ大変。

