タグチファインアート・中川佳宣「内包」
Gallery≠Gallery・クロージング展
レントゲンヴェルケ ラディウム
ギャラリー内の計測をする。
自分で実測すると、イロイロ空間を体感できる。
「こんなにこの壁大きいの?」とか「ココが意外と狭い!」とかがリアルに解る。
5mって図面に書いてあって、5mをすんなり想像するのはやはり難しい。
実測するのは空間理解するのにおススメ。

ある公共施設で、僕が10年位前に見た事がある彫刻作品が設置してあるのを偶然目撃した。
その作品は有名な日本人彫刻家の比較的大型な木彫作品で、当時銀座のギャラリーで観た時は美しい彫刻だなと思った事を覚えている。
偶然見たその作品は、ロビーの隅に置いてあり、作品の一部である台座の上にキャプションが置かれ、作品のすぐ回りに進入禁止のロープが張り巡らされていた。
作品は観せる、扱う、意識が必要なのだと痛烈に感じた。
ロッカーの様に邪魔にならないように、人が入らないように、この作品が何というものか解るように、という配慮(?)がこの中に詰め込まれ、それらが全て作品を邪魔している。
当たり前だが、作品を手に入れたからと言って、その作品の全てが手に入るわけでは無い。
モーツァルトの直筆譜面を手に入れたからと言って、そこから音色が聞こえてくるわけでは無いように、作品は作品として美しく(正しく・理解して)提示されなければその魅力を失う。
