フロッグ


作品は誰かに向けられていて、それを見失うと自己満足に精度を失う。
特定の誰かではなく、しかし誰かなので、架空の、しかも具体的なニーズに自分が乗って飛躍するという、無い梯子を駆けあがるような力が必要になる。
神や仏に捧げた作品が強いのはこんな理由のような気がする。

「お客様は神様です」という言葉は、お客が神なのではなくて、芸事において、お客は目の前の人々ではなく神様なのです。という意味らしい。

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