下限


制作とか個展とか、作品が出来上がるまでは、フルパワーで向かうし、沢山の物を献じる。
ただ、この時に持ちたいのは「下限を合わせる」という感覚で、実質作品や展示はそれ以上の可能性を有した状態で向き合うという事だ。(制作はある種可能性を無くす作業とも言える)
一つの結果のみを求めると融通が利かなく、また完成の上限が決ってしまう。
それよりも、有り得る可能性を削って向かう事が理想だ。
水泳選手は100m泳げる人が100m泳いでいるのでは無く、いつまでも泳げる人が100mに全霊をかけている。
力をセーブするのでは無く、凝縮するにはもっと高い上限を持つ必要がある。
資生堂にもボツ案多数です。